間質性膀胱炎とは?
間質性膀胱炎とは非常にきつい頻尿(尿の回数が多い)や夜間頻尿、尿意切迫感(急に我慢できない尿意が出現する)の症状をきたす病気です。この病気に特徴的な症状として畜尿時痛(おしっこがたまると痛みを感じる)がありますが、ないこともあります。ひどくなると膀胱が硬く小さくなり(萎縮)、少し尿がたまっただけで強い尿意や痛みが出現し、排尿する時にも痛みを伴うこともあります。
間質性膀胱炎の原因
諸説ありますが、まだ根本的な原因は不明です。香辛料やアルコール、コーヒー、紅茶、たばこが症状を悪化させることが言われています。
間質性膀胱炎の治療
間質性膀胱炎の診断、治療には膀胱水圧拡張術という麻酔下に膀胱を拡げる手術が不可欠です。強い頻尿、尿意切迫感に関しては当院で検査を施行し、他疾患(がん等)を除外し、間質性膀胱炎が強く疑われる場合は連携病院をご紹介させていただきます。膀胱水圧拡張術にて診断がついた患者様に関しては、内服薬や膀胱内注入療法等の維持療法に関しては当院で施行することができます。