男性更年期障害(LOH症候群)とは?
更年期障害というと女性特有の病気と思われがちですが、男性にも中年以降更年期障害があることがようやく最近知られてきたように思います。なんとなく疲れやすい、イライラする、集中力が続かない、動悸がする、のぼせる、ED(勃起障害)等の症状が特徴的な男性更年期の症状です。
院長もそうですが、中年男性は仕事のこと、家庭のこと、日々数えきれないストレスと戦っています。前述の症状で悩んでおられる方の中には男性更年期障害の可能性もあります。
男性更年期障害の原因は加齢やストレスに伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下です。男性更年期障害は病気で、あなたのせいではありません。様々な症状でお悩みの方は、一人で悩まずに一度当院にご相談ください。
男性更年期障害の検査
質問票(別紙PDF)に記入していただくことと血液検査によるテストステロンの検査で診断します。テストステロンが一定量以下の方は男性更年期障害と診断します。
男性更年期障害の治療
漢方治療やテストステロンの補充療法を行います。テストステロンの補充療法は注射、飲み薬、皮膚に塗るゼリーがありますが、わが国で保険適応になっているのは注射のみです。2-4週ごとにテストステロンの筋肉注射を行い、症状の改善具合を確認します。