まだまだ暑い日が続きますが、夜中は涼しくなってきましたね。

寝るときは暑いので、窓を開けっぱなしで寝ていると夜中に寒くて目を覚ます日もあります。

寒くなってくると多くなるおしっこの症状としては「夜中にトイレに起きる」「トイレに何度も行きたくなる」

「おしっこが急に行きたくなり我慢できない」「おしっこが我慢できなくてトイレまでに漏れてしまう」などの症状があります。

専門用語で「夜間頻尿」「頻尿」「尿意切迫感」「切迫性尿失禁」といいます。

いずれも「過活動膀胱」に認められる典型的な症状です。

数年前までは医師が「その症状は過活動膀胱です。」と言っても患者さん「過活動膀胱って何ですか?」というのが当たり前でしたが、最近では某製薬会社のCMのおかげかだいぶ認知されるようになってきました。

「過活動膀胱は加齢によるものである」という側面は間違いないですが、投薬その他の治療で大部分は改善します。

「年やからしょうがない。」とあきらめずに「おしっこのことを相談することは恥ずかしい。」と恥ずかしがらずに一度ご近所の泌尿器科受診をお勧めします。

泌尿器科に行くのがどうしてもいやな方は、一度ご自分の主治医にご相談してください。

こういう日中で寒暖差があるときは過活動膀胱だけでなく、風邪をひいたり、体調を壊しやすいですのでご注意くださいね。

今後過活動膀胱を含めて、その季節によくある病気についてもいろいろ書いていきたいと思います。

院長